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「言葉と絵で。福部明浩と榎本卓朗の広告のつくり方」に230名

イベントレポート

「言葉と絵で。福部明浩と榎本卓朗の広告のつくり方」に230名

(株)モリサワ(森澤彰彦社長)は7月28日、本社4F大ホール(大阪市浪速区敷津東2-6-25)において、第21回モリサワ文字文化フォーラム「言葉と絵で。福部明浩と榎本卓朗の広告のつくり方」を開催。定員の150名を大幅に上回る230名が参加する盛況となった。

モリサワ本社4階-大ホール

同フォーラムは、印刷/Web/出版/デザイン業界を対象に、「文字文化」への探究心を新たな世代へ受け継がせる事業の一環として、また業界活性化を目指す事業の一環として設立されたもの。年に数回、様々なテーマを設定して講演を企画している。

第21回目を迎えた今回は、コピーライターの福部明浩明氏とアートディレクターの榎本卓朗氏を講師に迎え、2016年ADCグランプリ受賞作品の大塚製薬「カロリーメイト 見せてやれ、底力。」をはじめ、数々の作品が生まれた制作秘話が披露された。

基本的な広告のつくり方は「一語×一絵」、言葉と絵で表現

基本的な広告のつくり方は「一語」×「一絵」

講演の冒頭、福部氏は基本的な広告の作り方として「ADの榎本と2人で『言葉と絵で』考えている」と結論を披露。「昔、コピーライターの大先輩である眞木準さんが『一語一絵』という言葉を発明されていたが、これは何もグラフィックに限った話ではなく、デジタル全盛の今も通用する表現技法。というより、むしろ今の時代こそ力を発揮する考え方であると思っている」との考えを示した。基本的には「一語」を福部氏が担当し、「一絵」を榎本氏が担当するが、ポジションチェンジすることもあるという。


福部氏(右)と榎本氏

このあと、両氏がこれまでに手掛けてきた様々な作品の映像が説明を交えながら紹介された。

はじめに、受験生をやる気にさせることをテーマにした、両氏の代表作である2016年ADCグランプリ受賞作品の大塚製薬「カロリーメイト 見せてやれ、底力。」をはじめ、「とどけ、熱量。」、「それは、小さな栄養士。」などの様々なパターンのカロリーメイトのCMが紹介された。

続いて、グルメな卵 きよらの「きよらのお布団を、かけてください。」のCMをNG集なども交えながら紹介。また、高校生の炭酸ジュース売上ナンバーワンを目指したビタミン炭酸 MATCH「青春がないのも、青春だ」の様々なパターンの作品が紹介された。

このあと、日清のどん兵衛「だしは、癒し。」、最後にdocomo25周年企画として同じく25周年を迎えるMr.Childrenの曲を使用して制作したCMを紹介。

心を打つ作品の生まれる過程を聴講できる貴重な機会となり、講演終了後の質疑応答では参加者から様々な質問が飛び交った。


2017年8月2日

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人物プロフィール

大日本タイポ組合

秀親と塚田哲也の2人で1993年に結成。日本語やアルファベットなどの文字を解体し、 組み合わせ、再構築することによって、新しい文字の概念を探る実験的タイポグラフィ集団。 文字通りモジモジしながら文字で遊んで21年。 ロンドン、 バルセロナ、東京にて個展を開催。 シンガポール、香港、韓国などでの企画展に参加。 2012年古堅まさひこと共に日本科学未来館にて「字作字演展」を 開催。TokyoTDC会員。

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type.center編集部

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