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2017年10月18日

方言漢字サミット -地域を表す漢字について考えよう!-

2017年10月18日

方言漢字サミット -地域を表す漢字について考えよう!-

埼玉県八潮市の「垳ふれあい会館」にて、地名とまちづくりを考える「方言漢字サミット -地域を表す漢字について考えよう!- 」が10月29日に開催されます。


話し言葉に方言があるように、書き言葉にも方言が存在することはあまり意識されません。文字、ことに漢字においても地域による差があり、「地域漢字」や「地域音訓」が実在しますが、ほとんど気付かれないようです。

例えば、茨城県に多い「圷」(あくつ)、広島・山口県にある「垰」(たお)、宮城県の「閖」(ゆり)などです。そして、八潮市の「垳」(がけ)も同様です。ところが、方言漢字の宝庫である地名は、市町村合併や区画整理を理由に急速に消えつつあります。八潮市の「垳」についても、その7割にあたる区域で区画整理事業が進行し、3年後には工事完了する予定であり、地名が存続するか不透明です。

そこで、珍しい漢字を使う地域とそこに暮らす人々の生活、風土について一緒に考える機会として、史上初の方言漢字をテーマにすえた会を設けます。個性溢れる漢字について考え、文字を創り出し、受け継いで郷土の人々やそれを支える文化、生活、歴史や自然についても学びます。

講師は、漢字に関する著書多数、テレビやラジオ番組への出演でおなじみの早稲田大学 笹原宏之さん(国語学、漢字学)です。各地に存在する地域性をもつ文字を「方言漢字」と名付け、地域色豊かな漢字に目を向けることを提唱しています。

地名とまちづくりを考える

「方言漢字サミット -地域を表す漢字について考えよう!- 」

  • 日 時:2017年10月29日(日)14:00~16:00
  • 会 場:垳ふれあい会館(垳町会公民館)
  • 内 容:
    1)基調講演「方言漢字が教えてくれること」早稲田大学教授 笹原 宏之
    2)研究発表「『葛西用水』にみる方言漢字
       ―人、ヒ、メ、ムのどれが正解?― 」八潮の地名から学ぶ会 昼間 良次
    3)質疑応答&意見交換、その他
    4)お楽しみ抽選会「方言漢字入りご当地アイテム」
  • 参加費:なし(入場自由) ◎カンパ制(会場費、資料代 他)
  • 定員:50名(先着入場順) ◎申込不要
  • 主 催:八潮の地名から学ぶ会
  • 協 力:「垳」を守る会、潮止(しおどめ)晩生(おく)ねぎ研究会、NPO法人 八潮市域の歴史文化とまちづくり

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