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2017年10月27日

正木香子の新著『文字と楽園―精興社書体であじわう現代文学―』

2017年10月27日

正木香子の新著『文字と楽園―精興社書体であじわう現代文学―』

type.centerで文字食のコラム 「その字にさせてよ」を連載中で、文筆家の正木香子氏の新著『文字と楽園―精興社書体であじわう現代文学―』が発売となります。


文字と楽園 - 本の雑誌社の最新刊|WEB本の雑誌 より転載

(以下、「文字と楽園 - 本の雑誌社の最新刊|WEB本の雑誌」より)

もっとも作家に愛された書体

戦後文学の金字塔、三島由紀夫『金閣寺』で使われた本文書体は、当時できたばかり、新しい時代に対応すべく徹底的にリデザインされた「精興社書体」でした。

それまで見たことがなかったほど洗練されたフォルムをもつ新書体を得て『金閣寺』はまたたく間にベストセラーとなり、本作りの時代の変化を告げました。

それから30年──。精興社書体は、村上春樹『ノルウェイの森』で、本文だけでなくカバーの書名題字にも使われ、ハルキ・ワールドを膨大な数の読者の目に焼きつけることになります。

本書では、親しまれながらもあまりスポットがあたってこなかった「精興社書体」を主役として、『文字の食卓』(本の雑誌社)で書体を読み解き、注目を浴びた正木香子さんが、文字と言葉がおりなす深い味わいを伝えます。


  • 四六版並製
  • 224ページ
  • 著者:正木香子
  • 価格:1,620円(税込)

なお、正木香子氏は11月3日に福岡で開催される、書店員ナイトin福岡拡大版「書体(=フォント)に恋して」イベントでも登壇予定という。(要申込)お近くの方は足を運んでみてはいかがでしょうか。

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