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2017年12月12日

Adobe Typekitに「貂明朝」登場

2017年12月12日

Adobe Typekitに「貂明朝」登場

Adobe Typekitに、可愛らしくも妖しい「貂明朝」登場。Creative Cloud の有料プランに登録の場合、追加料金なしで利用可能。


(以下、「The Typekit Blog | 可愛らしくも妖しい「貂明朝」登場」より)

「The Typekit Blog | 可愛らしくも妖しい「貂明朝」登場」より転載

貂明朝はアドビのチーフタイプデザイナー、西塚涼子のデザインによる新しいアドビオリジナルの和文書体です。

貂明朝を従来の明朝体から際立たせている特徴は、躍動感のある手書きの文字の特徴に加え、江戸時代の瓦版印刷に見える運筆の特徴も取り入れていることです。伝統的な明朝体の画線の先端を丸め、やや太めに仕上げ、ふところは小さめにしています。貂明朝は、広告コピー、書籍・出版物のタイトルなど幅広い用途でご利用いただけます。

信じられないかも知れませんが、SVG グリフの中には、可愛らしい貂の姿をしたグリフも隠されています。貂明朝は 12 世紀の鳥獣戯画などに描かれた愛らしい小動物の姿にもインスパイアされています。

「一般的に、明朝体は大きく分けて、伝統的な様式と現代的な様式とに分けることができると思います」と西塚涼子は述べて、次のように続けています。「汎用性の高い明朝体をまったく別の方向性で実現できないか、いつも考えていました。あるとき見た手書きの仮名に愛らしさを感じ、そこから伝統的でありながら、すこしユーモアのある明朝体のイメージが湧きました」

貂明朝にはフルセットの欧文グリフが含まれています。その欧文グリフは Ten Oldstyle という書体名が付けられたもので、アドビの Type 部門のプリンシパルデザイナー、ロバート・スリムバックがデザインしたものです。手書きのカリグラフィがもつ素早い筆致と、イタリアルネサンスの古典的人文主義様式の本文用活字書体のもつ実用性とを、Ten Oldstyle は兼ね備えています。


Adobe Typekit 貂明朝ダウンロードページ

詳しくは、下記リンク先のブログにてご確認ください。

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