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2018年1月17日

第158回直木賞は「ソリストN」の『銀河鉄道の父』でパウル津田復活!

2018年1月17日

第158回直木賞は「ソリストN」の『銀河鉄道の父』でパウル津田復活!

2018年1月16日、『第158回芥川賞・直木賞(平成29年下半期)』が発表され、直木賞には門井慶喜氏の『銀河鉄道の父』が決定しました。本文用紙は「ソリストN(中越パルプ工業)」、使用書体はタイトル「筑紫Bオールド明朝(フォントワークス)」本文「リュウミン(モリサワ)」でした。

『銀河鉄道の父』門井慶喜

第158回直木三十五賞『銀河鉄道の父』

講談社/門井慶喜

  • 本文用紙:ソリストN(中越パルプ工業)
  • タイトル:筑紫Bオールド明朝(フォントワークス)
  • 著者名(欧文も):筑紫Bオールド明朝(フォントワークス)
  • 本文:リュウミン(モリサワ)
  • 装画:民野宏之
  • 装幀:川上成夫+川崎稔子

当サイトに掲載の事前予想では、前回、前々回と予想を外していた『デザインのひきだし』編集長、津田淳子氏が「ソリストN」の一点買いで見事的中。「パウル津田」復活となりました。

また、前回初にしてダブル的中の快挙を遂げた大日本タイポ組合の塚田哲也氏は、書体による受賞予想として「ゴシックだから」という理由で『ふたご』オリジナル書体および本文「筑紫明朝(フォントワークス)」の組み合わせと予想し的中とはなりませんでした。


第158回芥川賞は石井遊佳氏の『百年泥』と、若竹千佐子氏の『おらおらでひとりいぐも』の二作に決定しました。

第158回芥川龍之介賞『百年泥』

新潮11月号/石井遊佳

『おらおらでひとりいぐも』若竹千佐子

第158回芥川龍之介賞『おらおらでひとりいぐも』

河出書房新社/若竹千佐子

  • 本文用紙:オペラクリアマックス(日本製紙)
  • タイトル:筑紫アンティークゴシック(フォントワークス)
  • 著者名:筑紫Aオールド明朝(フォントワークス)
  • 本文:筑紫Aオールド明朝(フォントワークス)
  • 装画:鈴木成一デザイン室
  • 装幀:小林紀晴

『百年泥』は、まだ書籍化されていないため本文用紙と使用書体が分からず、予想ができませんでしたが、唯一書籍化されていた『おらおらでひとりいぐも』はタイトルの「筑紫アンティークゴシック(フォントワークス)」「ゴシックだから」という理由で、塚田氏は受賞を予想し、かろうじて的中、となりました。


受賞された門井慶喜さん、石井遊佳さん、若竹千佐子さん、おめでとうございます! そして津田さん、塚田さんもおめでとうございました……。文学賞予想のアウトレイジと言われたこの「第158回芥川賞・直木賞の本文用紙と書体による受賞予想」は、まさに「最終章」にふさわしい的中となりました。

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