文字による文字のための文字のサイト

type.center
2016年10月7日

ハングル書体設計士の誕生100周年展、韓国国立ハングル博物館にて

2016年10月7日

ハングル書体設計士の誕生100周年展、韓国国立ハングル博物館にて

「バタン体とドドゥム体、どこから来たのか」

韓国国立ハングル博物館、書体1世代誕生100周年特別展開催

韓国国立ハングル博物館にて、韓国戦争直後の厳しい状況の中でも不屈の意志と使命感でハングル文字を設計した二人を称える「チェ・ジョンホ、チェ・ジョンスン誕生100周年記念展示-原図、二人の文字職人の話」と題した特別展が、10月5日(水)から11月17日(木)まで開催されます。

国立ハングル博物館プレスリリース資料から転載

~以下、国立ハングル博物館プレスリリース資料から引用~

現代ハングル活字書体の礎となる二人、原図設計者のチェ・ジョンホとチェ・ジョンスン。原図設計者であるチェ・ジョンホ(1916〜1988)とチェ・ジョンスン(1917〜2016)は1950年代、原図活字を使用する時期に活動しながらハングル活字のベースとなる原図を描き、バタン体とドドゥム体(※)等を開発した。これらの書体は現在に至るまでハングル書体の根幹となっている。

今回の展示では二人の職人の遺品と作業が一つの場に集まり、世宗大王記念事業会とアン・サンス先生(Pati校長)及び個人所蔵資料はもちろん、遺族が保管していた資料を時期と業績に合わせて見ることができる。

日本のフォント会社であるモリサワ社で所蔵中であり、殆ど韓国内では紹介されてない、チェ・ジョンホの写真活字原図と青焼き写真・マスターフィルムなどの資料、計12種類57点も公開される。
この中でも青焼き写真は毎週火曜日に交代され、計7点を展示する。

博物館では二人の職人の作業物、遺品とともに文字制作に関して残した大事な言葉などを見せ、二人の職人を総合的に焦点をあてることができた。

展示は1部「原図活字」、2部「二人の文字職人の話」で構成されており、1部では二人が活発に活動した時期である1950~1990年代活字印刷技術の変化とその中心にあった原図を紹介。2部ではチェ・ジョンホとチェ・ジョンスンの人生と作業を紹介する。二人の職人が生涯にわたってひとつひとつ磨いたハングル原図と、その原図から生まれた活字、さらに印刷物など計195点の資料と出会える。

(※)バタン体 = 明朝体(「パタン」は、基礎という意味。)、ドドゥム体 = 角ゴシック体(「ドドゥム」は、目立つように上げるという意味。)


  • 会 期:2016年10月5日(水)~11月17日(木)
  • 場 所:韓国国立ハングル博物館 ハングルナヌムマダン(別館)
  • 内 容:原図設計者であるチェ・ジョンホ(1916~1988)とチェ・ジョンスン(1917~2016)の生涯と業績を見せる資料195点

シェア